RMSは、自社内のネットワークを管理する企業のネットワーク管理部門や、ネットワークの管理サービスを提供する管理受託企業の管理センターで利用して頂けるようにデザインされています。以下に、RMSを導入したシステムの構成とその利用形態を簡単に紹介します。
RMSは、以下のような利用形態でネットワークを管理できます。
■企業内の複数のネットワーク
■ネットワーク管理受託企業などで、複数の顧客企業に対して設置した、顧客企業ごとのネットワーク
RMSでは、それぞれの役割に従って、RMSの利用者を「RMS管理者」「オーナ管理者」「オペレータ」の3種類に区分してアカウントを管理します。
ここでは、各利用者について説明します。
利用者の区分
■ RMS管理者
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1つのRMSシステム全体の設置・運用を管理する責任者です。 「オーナ管理者」が「オーナ」のネットワーク機器を管理できるよう手配します。 1つのRMSに対して1人のRMS管理者を割り当てます。 |
■ オーナ管理者
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「オーナ」のネットワーク機器の管理と運用に責任を持つ代表者です。 「オペレータ」が「オーナ」内のネットワーク機器を管理できるよう手配します。 1つのオーナに対して1人のオーナ管理者を割り当てます。 |
■ オペレータ
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実際に、RMCの接続されている監視対象装置を管理し、問題解決作業に携わる担当者です。 |
利用者の関係
RMS管理者は、オーナ管理者のアカウントを管理し、オーナ管理者はオペレータのアカウントを管理します。
また、各管理者は、自分が管理するアカウントの機能を利用できます。すなわち、RMS管理者はRMSシステムの全機能を、オーナ管理者はオーナ管理者とオペレータ用の機能を利用できます。
@ |
RMS管理者はRMS全体の設定を行います。 |
A |
RMSの設定に関わる通知は、インターネット・社内ネットワークを通して、RMS管理者にメールで通知されます。 |
B |
オーナ管理者はオーナに属するネットワーク機器を管理するための設定を行います。 |
C |
オーナの設定に関わる通知は、インターネット・社内ネットワークを介してオーナ管理者にメールで通知されます。 |
D |
オペレータは、自分に割り当てられた監視対象装置を管理を行います。 |
E |
エラーの発生や管理情報等、監視対象装置に関わる通知は、オーナ管理者の設定に基づいて、オペレータにメールで通知されます。 |
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