RouteMagic Server スタートアップ・ガイド -Version3.2-
5. RMCの登録
5.1 RMCからのSetup infoメールの受信

RMSは、RMCから送信される "Setup information" メールの受信によってRMCを識別し、RMS上での管理を可能にします。


" Setup information" メールは、RMCの起動時および設定変更時に自動的に送信されますが、手動送信することも可能です。RMSの初期設定などの都合により強制的に "Setup information" を送信したい場合は、下記のコマンドを実行してください。

[rmc@myrmc]# mail-test setupinfo ml0
RMCからのSetup informationメールがRMSに届かない場合、RMC側でshow log mailコマンドやshow mailコマンド実行結果を参照し 問題の切り分けを行ってください。


5.2 RMS管理者でのログイン

RMSに 『「RMS管理者」権限でログイン』します。


5.3 RMCのオーナ登録

RMCをオーナに登録します。


RMS管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 RMCのオーナ登録」のリンクをクリックします。





RMCのオーナ登録」に、オーナ登録の完了していないRMCのリストが表示されます。
未登録RMCリストはRMC ID順に表示されますが、下線表示のある項目名(例: 名前  )をクリックすると、当該項目をキーとして表示内容をソートすることができます。
下記の画面のように オーナ登録するRMCのチェックボックス( )をチェックします(複数選択可)。
すべてのRMCをオーナ登録する場合は、すべてのRMCをチェック チェックボックス( )をチェックします。
)をクリックして登録するオーナを選択し、 ボタンを押します。



選択したRMCがオーナに新規登録され、「RMCリスト」が表示されます。




5.4 オーナでのログイン

RMSに 『「オーナ管理者」権限でログイン』します。

 

5.5 RMC設定情報の登録と参照

新たに設置されたRMCの設定情報を登録する場合、あるいは登録されたRMCの情報を参照したり設定情報を変更したりする場合は、以下の操作を行います。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 RMCリスト」のリンクをクリックします。




当該オーナに登録されているRMCの一覧が表示されます。
RMCリストはRMC名称順に表示されますが、下線表示のある項目名(例: IPアドレス  )をクリックすると、当該項目をキーとして表示内容をソートすることができます。
登録操作を行う「RMC名称」のリンクをクリックします。





指定されたRMCに関する詳細情報が表示されます。
内容を変更する場合は、「RMCの基本設定」の下側の「  」のリンクをクリックをします。




または、右側の「RMCメニュー」から「 基本設定の変更」のリンクをクリックします



ステータス が「  」のRMCは、一括登録によってオーナへの登録は完了しているが、設置が完了していない、あるいはRMCの設定誤りなどによってRMSと通信ができていないことを示します。この場合、RMCのポート情報は以下のように表示され、装置の登録を行うことはできません。この状態のRMCに対して「装置の一括登録」を行うことは可能ですが、Setup informationが受信されるまで、装置の監視は開始されません。




RMCごとに任意に設定可能な項目です。必要に応じて、設定/変更し、 ボタンを押します。


名称 RMCの識別名(デフォルト名は、IPアドレス)
RMSからRMCへの コマンド発行手段 ・インシデント発生やオペレータの要求などによって、RMCに対してコマンド発行を行う場合の通信手段を指定する
 (デフォルトは「メール」)
・発行要求のパフォーマンスを向上させたい場合、SSHを指定することが可能
 (RMC側の設定が必要なことに注意  『RMC ユーザーズ・ガイド』参照)
・SSHはIPアドレスを利用してRMCにアクセスできる環境でのみ利用可
コマンドの発行不可 RMSからRMCへのコマンド発行を行わない場合、この項目をクリックする(定石コマンドの発行、インシデント発生時のコマンド発行などは実行不可となる)
RMCメールアドレス メールによる通信を行う場合のRMCのメールアドレス(デフォルトは、「 rmc@[RMCのIPアドレス] 」)
RMCパスワード SSHによる通信を行う場合のパスワード
<注意>
RMS の SSH によるコマンド発行機能は、SSH1 プロトコルのみ対応しています。RMC 側で SSH1 を使用不可に設定している場合には、SSH によるコマンド発行は使用できませんのでご注意ください。
ログ保存日数 当該RMCに関するログの保存期間を指定する(デフォルトは100日)
モデム電話番号 RMCに接続されるモデムの電話番号を入力する (RMSによる自動発信機能は、未サポート)

RES使用時の鍵交換
RMS/RMC間で "RES"(Routrek Encryption Scheme)によるメール暗号化を使用している場合、
"  RMS/RMC間で使用するメールの種類 " の項目は下記の表示になります。


暗号化鍵は、定期的に自動更新されますが、強制的に鍵交換を実行したい場合は、   ボタンを押します。



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