監視対象装置とオペレータの設定が完了したら、RMSからの各種通知メールがオペレータに送信されるように「配信スケジュール」を設定する必要があります。
配信スケジュールとは
監視対象装置がコンソールポートに出力したメッセージは、RMCからRMSに送信されます。RMSはこのメッセージをメールで関係するオペレータに通知します。オーナ管理者は、監視対象装置から通知の必要なメッセージが発生した場合に、その情報を関係するオペレータに漏れなく届くように設定する必要があります。
RMSではメール通知を行うにあたって、「どのオペレータに」「どの監視対象装置のメッセージを」「どの時間帯で通知するのか」といった条件を設定することができます。
この送信条件を定義したものを「配信条件」と呼びます。また、オーナ内に設定された「配信条件」をカレンダー形式でまとめたものを「配信スケジュール」と呼びます。配信スケジュールを活用することで、「緊急度の高いメッセージはオペレータ全員の携帯端末へ」「就業時間外は携帯端末と自宅へ」というように、各種の配信方法を設定できます。
配信スケジュールは、監視対象装置ごとではなくオーナ単位に管理されます。また、配信条件と配信スケジュールは、インシデントの発生条件や担当オペレータとは別に管理されます。したがって、特に緊急度の高いメッセージのみを通知したり、監視対象装置の担当オペレータ以外のオペレータを配信先に指定したりすることができます。
配信スケジュール作成上の留意点
下記事項に留意して、配信スケジュールを作成してください。
■ すべての「日」に1つ以上の配信条件を作成する
・ |
配信条件1:時刻「0時〜24時まで」/通知レベル「0のみ」 |
・
|
配信条件2:時刻「8時〜18時まで」/通知レベル「すべて」 |
配信スケジュールの作成
配信スケジュールは、個々の配信条件の集合によって構成されます。配信条件の作成には、以下の2つの方法があります。
■新しく配信条件を作成
オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 配信スケジュール設定 」のリンクをクリックします。
「メインメニュー」に関しましては、 『1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。
当月の「配信スケジュール 」が表示されます。
当日の背景は、グレー( )で表示されます。
![]() |
表示された月に設定されている配信条件を一覧表示する |
![]() |
・その日付に1件も配信条件が設定されていないことを示す ・新規に配信条件を作成する場合は、作成 をクリックする |
![]() |
・その日付に1件以上の配信条件が設定されていることを示す ・設定されている配信条件を表示する場合は、一覧 をクリックする ・()内の数字 は、当日に設定されている配信条件の件数を示す |
「 配信スケジュールの設定 」画面から新規配信条件の作成をすることができます。
![]() |
|
既存の配信スケジュール設定をコピーして、新規の配信スケジュール設定を作成することができます。
この機能により、配信スケジュール設定で必要になる項目のうち、共通の設定値を変更する必要がなくなります。
利用する配信条件が設定されている日付の または、
を
クリックします。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
既存の配信条件は任意に変更、削除することができます。
配信スケジュールから変更/削除する配信条件が含まれる日付または月をクリックして、
「 配信設定一覧 」を表示します。
『7.2
新規配信条件の作成
』参照
![]() |
Back | ![]() |