RouteMagic Server ユーザーズ・ガイド -Version3.2-
11. その他の機能

本章では、オーナ管理者が行うことができる各種設定・機能について説明します。


  装置メニュー
  参照先
 定石コマンドメニュー設定 11.1 定石コマンドメニュー設定
  管理メニュー
  参照先
 配信条件テスト 11.2 配信条件テスト
  ユーティリティーメニュー
  参照先
 メッセージ解説データ設定 11.3 メッセージ解説データ設定
 データメンテナンス 11.4 データメンテナンス
 オーナ設定 11.5 オーナ設定
 表示オプション 11.6 表示オプション

詳細に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。


11.1 定石コマンドメニュー設定

ここでは、定石コマンドメニューを登録するために必要な操作を説明します。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 定石コマンドメニュー設定 」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。

 
定石コマンドメニュー設定」が表示されますので、コマンドの発行対象とする 装置種別 の( )をクリックし、装置種別を選択してください。
ここで選択した装置種別に対して、定石コマンドメニューを登録します。




定石コマンドメニューのアップロードの  ボタンを押し、定石コマンドメニューを定義したファイルを指定します。
ファイル選択後、 ボタンを押します。

サンプルの定石コマンドメニュー定義ファイルは、RMSインストールCD-ROMの中に含まれてます。



選択したファイルの内容が、オーナ定義の「定石コマンド」として追加されます。
ボタンが表示され、登録データの削除が可能になります。


定石コマンドメニューは、新しく登録したファイルの内容で以前の登録内容が置き換えられます。定石コマンドメニューの追加登録を行なう場合は、現在登録されている定石コマンドメニューの登録時に使用したファイルを編集・追加し、そのファイルを登録するようにしてください。


11.2 配信条件テスト

配信条件の作成」画面の「コンソールメッセージ配信条件」で入力したコンソールメッセージ配信条件(キーワード/正規表現)のテストが行えます。
コンソールメッセージ配信条件に関しましては、7.2 新規配信条件の作成』をご参照ください。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 配信条件テスト 」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。
配信条件のテスト」が表示されます。



コンソールメッセージ配信条件」で入力したコンソールメッセージ配信条件(キーワード/正規表現)を同じように入力します。


テストメッセージを入力します。
で入力した条件に基づいて、テストメッセージの検索テストを行います。
装置から出力されるコンソールメッセージのサンプルなどを入力してください。



ボタンを押します。
実行結果、「テスト結果:マッチします」もしくは「テスト結果:マッチしません」が表示されます。


11.3 メッセージ解説データ設定

ここでは、オーナ独自の解説データの参照と編集を行う手順について説明します。

「メッセージ解説データ」を登録することによって、コンソールメッセージログの内容表示時や、インシデント関連メッセージの表示時に、それぞれのコンソールメッセージに対応した解説メッセージを表示できるようになります。

なお、ここで設定できる「メッセージ解説データ」は各オーナごとに固有の情報となります。そのため、他のオーナのメッセージ解説データを参照することはできません。

RMSには「組み込み解説データ」として、装置種別「Cisco ルータ」「Cisco スイッチ」「Cisco IOS スイッチ」が出力するコンソールメッセージに対応した解説データ情報が内臓されています。この組み込み解説データは、RMSをご利用になるユーザが変更することはできません。

なお、他の装置種別に対応するRMSプラグインの中には、組み込み解説データをサポートしているものもあります。詳細に関しましては、各RMSプラグインのマニュアルをご参照ください。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 メッセージ解説データ設定 」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。

メッセージ解説データ 」が表示されます。
 


登録された内容を編集する場合は、 編集 をクリックします。
メッセージ解説データの編集 」に現在の登録内容が表示されます。

必要に応じて、キーワードおよび解説文を編集し、 ボタンを押します。
解説文の入力においてhttpで始まるURLを記述すると、解説文の表示時にリンク変換され、指定したURLのページを表示することができます。



新しく解説データを登録する場合は、   をクリックします。
メッセージ解説データの新規追加 」が表示され、解説データを新規登録することができます。

キーワードと解説文を入力して、 ボタンを押します。
オーナ管理者が登録した「解説データ」は、登録日付以前に発生したコンソールメッセージに対しても、解説が表示されるように設定することができます。この機能を有効にする場合は、解説文の( )をチェックして選択してください。



「解説データ」を削除する場合は、  をクリックします。
削除の確認画面で  ボタンを押すと、「メッセージ解説データ」から削除されます。
削除以前に発生したメッセージに対しては、「解説データ」が削除以前と同様に表示されます。


11.4 データメンテナンス

不要なログやインシデントデータを、RMSのデータベースから手動で削除する機能です。
一定期間(デフォルトでは100日)よりも古いログは、RMSの定期タスク実行時に自動的に消去されます。
保存日数を変更したい場合は、装置やRMCの基本設定画面の「ログ保存日数」を変更してください。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 データメンテナンス 」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。

削除対象データを( )をクリックして、選択してください。



 
削除条件の設定画面が表示されますので、削除対象データ削除対象装置削除対象期間を指定し、 ボタンを押します。
削除対象データの量によっては、次の画面が表示されるまで時間がかかる場合があります。
ボタンを押した後は、ブラウザの戻るボタンや更新ボタンを押さずにそのまましばらくお待ちください。


削除条件と件数を確認後、 ボタンを押すと削除処理が実行されます。



11.5 オーナ設定

オーナの登録情報を参照し、必要に応じて変更します。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 オーナ設定 」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、 1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。
オーナ管理者設定」と「オーナグループ全体の設定」が表示されます。



オーナの情報を確認し、必要に応じて変更します。

メールアドレスは必須設定項目です。初期状態は、「RMS管理者」により設定された値となっています。以下の項目に関しては、RMSのデフォルト値が設定されていますので、必要に応じて適宜変更してください。

RMC Keep-Alive(RMC生存通知確認)タイムアウト RMCが正常に動作していることをRMSへ通知するメール(RMC Keep-Alive)が途絶えた場合にRMSがエラーと判断するまでの時間(単位:秒)を半角数字で入力する
コマンドメール
タイムアウト
RMSからRMCへ送信されるコマンドメール(各種コマンドの実行要求メール)の、応答待ち時間を設定する
インシデント・コンソールメッセージのメール配信を確定するタイムアウト インシデント・コンソールメッセージのメール配信を確定する間隔を指定する
1インシデントに含まれるメッセージの最大数 1つのインシデントに含まれるコンソールメッセージ数の最大値を指定する
トポロジーマップ更新
間隔
トポロジーマップ上に表示される情報(インシデント、監視対象装置、RMCの状態表示)の更新間隔を設定する
(トポロジーマップ自身の再構築間隔ではないことに注意)

RMSは、インシデントの発生要因となるコンソールメッセージを一定時間内(インシデント・コンソールメッセージのメール配信を確定するタイムアウトの値)に連続して受信した場合、これらのインシデントメッセージを1つのまとまりとして扱います。

Keep-Aliveメールの遅延によるエラーメッセージの送信
Keep-Aliveメールの到着が、「RMC Keep-Alive(RMC生存通知確認)タイムアウト」の設定値以上遅延した場合、担当オペレータに「Keep-Alive Failure」というSubjectのエラーメールが送信されます。

つまり、値を小さくすることで、エラー時に短時間で通知させることができますが、反面、単なるトラフィック遅延等をエラーと誤判断してしまう可能性もあります。





ボタンを押します。
「オーナの登録情報」が再表示されます。オーナの登録情報を変更した場合、設定が保存されます。



11.6 表示オプション

トップページ更新間隔やログの表示件数などのオプションを設定します。


オーナ管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「  表示オプション 」のリンクをクリックします。 
オーナ管理者の 「メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。



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