RouteMagic Server ユーザーズ・ガイド -Version3.2-
5. RMCのオーナ登録

RMS管理者は各オーナアカウントを管理すると同時に、管理対象となるRMCを所定のオーナに登録します。ネットワーク構成の変更などによりRMCを別の場所に設置する場合などは、登録済みのRMCのオーナ割り当てを解除して他のオーナに再割り当てすることが可能です。

RMCのオーナ登録方法には、RMCごとに個別に手動登録する方法と、設定情報を記述したファイルを作成し、一括登録する方法があります。手動登録による場合は、RMCの設置が完了し、RMSがRMCからのメールを受信した後、初めて当該RMCのオーナ登録が可能になります。

オーナ管理者は、RMS管理者によって当該オーナに登録されていないRMCおよびRMCが接続されているネットワーク機器を管理することはできません。未登録のRMCが存在する場合は、必ず当該RMCのオーナ登録作業を行ってください。


ライセンスの認証について

RMSの装置ライセンスは、監視対象装置の台数で管理されます。したがって、RMC自体は装置ライセンスとしてはカウントされません。また、RMCに監視対象装置が接続されている場合でも、RMS上でその装置を管理対象として登録していない場合は装置ライセンスが消費されることはありません。

装置ライセンスは、RMSに管理対象として装置情報を登録した時点でカウントされます。

なお、ライセンス数の制限上の問題が発生しない限り、RMCの登録作業の際には、使用ライセンス数が表示されることはありません。ライセンスの使用数を確認する場合は、 『RouteMagic Server スタートアップガイド 3.2 ライセンス登録』をご参照ください。

5.1 RMCのオーナ登録
RMCのオーナ登録に関しましては、 『RouteMagic Server スタートアップガイド 5.3 RMCのオーナ登録』をご参照ください。


5.2 RMCの一括登録

多数のRMCをオーナ登録する場合は、登録情報を予めファイルに記述しておき、このファイルを読み込むことによって、RMCを一括登録することができます。設置完了前のRMCもオーナ登録することができます。


RMS管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 RMCの一括登録」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。


 

)をクリックして登録するオーナを選択します。
ボタンを押し、入力すべき登録ファイルを指定し、 ボタンを押します。

登録ファイルは、予めCSV形式のファイルとして作成しておく必要があります。
ファイル記述の詳細に関しましては、付録2. ◇ 一括登録ファイルの作成』をご参照ください。

登録が 完了すると、「RMC一括登録」画面の下部に"RMCを登録しました" の表示が行われます。「RMCリスト」を表示して、登録内容を確認してください。

次の操作
  引き続き、RMCの一括登録を行う 上記、 の操作を繰り返す
  登録内容を確認する 5.3 RMCの一覧表示と登録抹消
  RMCをオーナを登録する 5.1 RMCのオーナ登録


5.3 RMCの一覧表示と登録抹消

RMCの一覧表示、およびRMCの登録解除は「RMCリスト」から行います。
RMCリスト」では、RMSが認識しているすべてのRMCが一覧表示されます。


RMS管理者のトップページの左側の「メインメニュー」から「 RMCリスト」のリンクをクリックします。 
メインメニュー」に関しましては、1.2 メインメニューの説明』をご参照ください。



RMCリスト」が表示されます。
RMCのオーナへの割り当てを解除する場合は、 ボタンを押します。


オーナ登録を解除するRMC」画面が表示されますので、内容を確認し、 ボタンを押します。
RMCの登録情報を削除しても、RMCをネットワークに接続したままにしていると、RMCに電源を投入した場合等のタイミングで、削除したRMCが再び「未登録RMCリスト」に表示されてしまう場合があります。このような現象を防ぐためには、そのRMCのネットワーク接続を切断するか、RMCの設定を変更してRMSにメール通知が行われないようにする必要があります。

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